殺人 第七の殺人 求めるもの。 私は、何てこと無いいっぱしのサラリーマンだ。上司にヘコヘコと頭を下げては、機嫌を取ると言った毎日だ。お付き合いって奴をしてる間に、帰りは日に日に遅くなっていった。 ある日、いつも通りに深夜近くで帰ってきた。「貴方、そろそろ早く帰ってもらわな... 2022.02.28 殺人
殺人 第六の殺人 同類 くちゃくちゃ・・・・口いっぱいに広がる砂鉄の味は、やみつきになるくらいだった。僕が肉に興味を持ったのは、そんなに大きくなってからではなかった。ちょっとした弾みでゴキブリを食べたことがあった。 母は、叱っていたが僕は、ゴキブリがおいしいことを... 2022.01.25 殺人
殺人 第五の殺人 人喰い 窓を見れば、ビルを見下ろせるくらいの高さがある。最初は、恐怖心があったが今では、見慣れたものだ。この会社に入れるって時には、かなり胸が躍った。そして、何事もなく僕は、老いるはずだった。 秘書を勤めている僕は、通常業務を行っていた。ジリィィィ... 2022.01.22 殺人
殺人 第四の殺人 ビル爆破 私がここに来る羽目になったのは、今から思えば他愛も無いことだった。借金で首が回らなくなり、せっかく幸せでいた家族とも別れ孤独だった。しかし、リストラが大々的に行われ、私は借金の抱えたまま会社に捨てられた。私は、そんな会社を許せないで居た。 ... 2022.01.11 殺人
殺人 第三の殺人 理性。 気付けば、辺りが騒々しかった。俺は、目をこすりながら起き上がった。ドアを開けて居る筈の同僚に声をかけようと思ったのだが、居る筈の同僚の姿はおろか殆ど一人見当たらない。皆で飲みにでも行ったのか?仕事をほっぽって?やりそうな奴はいるが・・・・ ... 2022.01.11 殺人
殺人 第二の殺人 大量殺人 その日は、夜中にのどが渇いた。そんなときに限って飲み物が無かったので、外の自販で買った。 ドサ何かが倒れる音が聞こえた。 私は音のした方へ行くとそこには、倒れこんだサラリーマンと目の前に立っている・・・・・・・・ひー君? 振り返ったひー君の... 2022.01.11 殺人
殺人 第一の殺人 恋人の死 ざっざっざ、ただ、ひたすらに夜道を歩く。その足取りは、目の前を歩くサラリーマンを追い越そうとする勢いだ。目の前のサラリーマンが、宵の口の状態で自分を追い越そうとするものを見る。ザッシュ。サラリーマンが最後に見た光景は・・・電灯の光をバックに... 2021.11.14 殺人
短編 時空石 「運命とは、自分自身で変える事が出来る。」俺は、夕美がこの説教は為になるからってことでここにいるのだが・・・。・・・・・・・・・・・来ない。 説教が始まるまでには来ると言っていたのだが・・・。「思考の元、行動を起こし、そして習慣が変われば運... 2021.10.17 短編
短編 夢 ある日の昼下がり、俺は何もすることなく家でごろごろしていた。 「鼎(かなえ)~、もうまた寝ているの?」 この不況のさなかなかなか職も見つからず、俺はただ家でごろごろするばかり、そんな嫌な日々を過ごしていた俺はそのまま眠りに付いた。 「・…か... 2021.10.16 短編
KAJINO小説 登場人物 カツミ(僕) 働き始めて2年ディーラーカップに巻き込まれるディーラ―カップに生き残る。次回は人がわんさか来ることに怯える。タツミ先輩のタバコ集めを趣味(?)にしている。オーナー室には掃除で何回か入ったことがある ジン先輩 大の女好き?煙草を... 2021.10.16 KAJINO小説